松戸市 子ども部長のページ
メッセージ(平成30年4月)
子ども部長の町山 貴子(まちやま たかこ)です。
近年、少子化や保育所の待機児童対策、子どもの貧困など、社会全体で解決すべき課題が山積しています。松戸市では、「子育てしやすいまちづくり」を市の最重要施策の一つとして掲げ、子育て世代に選ばれるまちづくりを進めています。
平成29年度は、市内23駅全ての駅前・駅ナカへの小規模保育施設の設置、送迎保育ステーションの実施や幼稚園への預かり保育の促進、保育士確保に向けた「松戸手当」の支給など、待機児童対策に取り組んだ結果、平成30年4月1日時点で3年連続で国基準の待機児童ゼロを達成することができました。また子どもの貧困対策として、子育て世代の子どもと保護者の実態調査を行い、子どもの未来応援会議で様々なご意見をいただきながら「松戸市子どもの未来応援プラン」を策定しました。
平成30年度は、計画的に保育所整備を図るとともに、保育の質の向上にも努めてまいります。また、未就学児の親子が集うおやこDE広場等の施設についても、引き続き施設整備を進めていきます。年々利用者が増加している放課後児童クラブの更なる充実に向けて検討を行うとともに、放課後KIDSルームの開設校の増加を図ってまいります。さらに、ひとり親家庭の学習支援の拡大、児童虐待早期発見への支援強化、中高生の居場所づくりなど、すべての子どもたちにとって必要な支援が行き届くよう強化していきます。こうした取り組みを市民の方へお伝えするため、広報まつど特集号の発行や、専門家が監修した育児関連メールの配信など、情報発信も強化してまいります。
松戸市では、平成29年11月、日経DUALと日本経済新聞社の共同調査による「共働き子育てしやすい街ランキング2017」において、全国編1位という高い評価をいただきました。これは地域全体で総合的な子ども・子育て支援の取り組みが評価されたものでありますが、この結果に満足することなく、子どもたちが健やかに成長し、またそれを支える家庭や地域、事業者の皆様が子育てを楽しみながら松戸で過ごせるよう、与えられた重責を全うしてまいりたいと思います。
主な事業
妊娠・出産時の取り組み
親子すこやかセンター
産後ケア事業
乳児家庭全戸訪問
ブックスタート事業
育児支援
おやこDE広場、地域子育て支援センター
子育てコーディネーター
乳幼児一時預かり
病児・病後児保育
ファミリー・サポート・センター
保育園・幼稚園の取り組み
教育・保育施設を大幅に増設
私立幼稚園預かり保育を促進
保育士確保に向けた対策
発達障害児の受け入れ支援
公立保育所での楽しい英語あそびの導入
小学生への取り組み
放課後児童クラブ
放課後KIDSルーム
子どもの未来応援対策
「子どもの未来応援会議」を設置
子どもの学習支援
ひとり親支援の充実
児童虐待対策の支援拠点整備
育児の情報提供
まつどDE子育てによる情報配信
まつど子育てガイドブックの発行
子育て支援PR動画「世界一の感謝状」を公開
「まつどDE子育てアプリ(母子モ)」の配信について